耐食性
耐食性の向上
無機皮膜により、電気亜鉛めっき表面への腐食性物質の浸透を抑えます。膜厚別の白さび・赤さびに対する塩水噴霧試験結果をもとに、グレードを選定します。
KEMP · 電気亜鉛めっきの性能向上
特長Upgrade 300・500に対応

表面化学
ELPANGは、既存の
電気亜鉛めっきラインで耐食性を高めるアップグレード技術です。
主要性能
目標耐食性、めっき膜厚、既存の後処理工程に応じて、適切なUpgradeグレードを選定します。
耐食性
無機皮膜により、電気亜鉛めっき表面への腐食性物質の浸透を抑えます。膜厚別の白さび・赤さびに対する塩水噴霧試験結果をもとに、グレードを選定します。
既存ライン
ELPANGは既存の電気亜鉛めっきラインに導入できます。酸性・アルカリ性のめっき浴と後処理構成に合わせ、処理薬品と運転条件を最適化します。
工程・コスト
薬品単価、処理量、稼働時間、消耗率を比較します。計算後すぐに、導入前後の薬品消耗費の概算、差額、増減率を確認できます。
現在、溶融亜鉛めっきや亜鉛ニッケル合金めっきを使用している部品についても、代替となる表面処理仕様をご提案します。サンプル評価では、耐食性、寸法、外観、めっき後の加工要件を確認します。
ELPANG UPGRADEシリーズ
めっき膜厚と必要な耐食性に合わせて、Upgrade 100・300・500から選定できます。

薄い電気亜鉛めっき皮膜を持つ部品の耐食性を高めます。
白さび塩水噴霧試験:15 hr
本グレードのコスト試算ツールはありません

部品ごとの要求に応じて、亜鉛めっき膜厚と耐食性のバランスを整えます。
膜厚別の白さび試験結果は下表をご覧ください

高い性能を求められる部品や既存の表面処理用途に、さらなる耐食性を提供します。
膜厚別の白さび試験結果は下表をご覧ください
各膜厚における白さび・赤さびの塩水噴霧試験結果を掲載しています。Upgrade 300・500ではコスト試算モデルをご利用いただけます。
膜厚別の性能
ELPANG Upgrade Systemの性能データから、膜厚と工程条件の異なる7条件について、白さび・赤さびの塩水噴霧試験結果を分けて示します。
画面幅が狭い場合は、表を横にスクロールして全項目をご覧ください。
| グレード | 既存ライン | 膜厚(µm) | 白さびSST(hr) | 赤さびSST(hr) | 用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| Upgrade 100 | 電気亜鉛めっき | 1–2 | 15 | 96 | ① |
| Upgrade 300 | 電気亜鉛めっき+シーラー処理 | 3–5 | 60 | 300 | ①② |
| Upgrade 300 | 電気亜鉛めっき+シーラー処理 | 5–6 | 72 | 400 | ①② |
| Upgrade 300 | 電気亜鉛めっき+シーラー処理 | 8–10 | 96 | 500 | ①②③ |
| Upgrade 500 | 電気亜鉛めっき+シーラー処理 | 6–8 | 72–96 | 500 | ①②③ |
| Upgrade 500 | 電気亜鉛めっき+シーラー処理 | 8–10 | 72–120 | 600 | ①③ |
| Upgrade 500 | 電気亜鉛めっき+シーラー処理 | 10–12 | 72–120 | 720 | ①③④ |
出典:ELPANG Upgrade System性能表 · 試験方法:ASTM B117 · 各膜厚における白さび・赤さびの判定基準を適用。
導入方法
現行工程と目標性能を確認し、サンプル処理条件と工程コストを一体で検討します。
酸性・アルカリ性のめっき浴、ラック・バレル方式、膜厚、後処理、シーラー構成を確認します。既存の白さび・赤さび試験結果を、お客様の仕様と照合します。
目標グレードに合わせて処理薬品と工程条件を設定し、実部品で耐食性、外観、寸法を評価します。添加量と希釈比率は、該当するTDSおよびライン固有の技術仕様に従います。
計算直後に、導入前後の薬品消耗費の概算、差額、増減率を表示します。詳細な内訳や技術相談は任意です。総製造コストの分析には、人件費、エネルギー費、設備変更、生産条件も含めます。
専用処理薬品の供給、ラインごとの運転条件、品質管理を支援します。技術相談を通じて、支援範囲と供給条件を具体化します。
主要な結果をすぐに表示
詳細な内訳や技術相談は任意です。
結果の閲覧に連絡先の入力は不要です。
薬品消耗費の概算には、中国を基準とした価格シナリオを使用します。為替、供給価格、運賃、契約条件、工程構成、設備稼働率、歩留まりに応じて調整し、人件費・エネルギー費・設備費は別途算定します。