微細孔を充填する無機セラミック皮膜
無機セラミック皮膜がセラミック亜鉛複合めっき層の微細孔に浸透・結合し、腐食因子の侵入を抑制して母材を保護します。
製品比較
耐食性とめっき後の加工性を備えた標準グレードから、塩分・湿潤環境に対応する高耐食グレードまで、部品と使用環境に適した仕様を提供します。
| 製品 | Innozinc | Innozinc-h |
|---|---|---|
| 製品タイプ | 標準グレードのセラミック亜鉛複合めっき | 高耐食グレードのセラミック亜鉛複合めっき |
| SST性能範囲 | 最大 720–1,000 hr | 最大 1,500–2,000 hr |
| 主な特長 | 耐食性・密着性・めっき後の加工性を備えた薄膜複合めっき | 耐食性能を高めた複合めっき |
| 主な用途 | 曲げ加工・ロールグルービング・ねじ締結などの製造工程に対応する部品表面処理 | 塩分・湿潤環境にさらされる部品や鋼構造物に求められる高耐食仕様 |
| 製品詳細 | Innozinc 標準グレード | Innozinc-hの特長 |
皮膜構造
無機セラミック皮膜がセラミック亜鉛複合めっき層の微細孔に浸透・結合し、緻密な複合保護層を形成することで、優れた耐食性を発揮します。
5つの主要特性
防食から溶接・成形・締結まで。セラミック亜鉛複合めっきが、製造工程と使用環境の要求をつなぎます。

無機セラミック皮膜がセラミック亜鉛複合めっき層の微細孔に浸透・結合し、腐食因子の侵入を抑制して母材を保護します。
薄いめっき層により、めっき後の溶接に対応します。接合方式に応じて溶接条件と溶接部の後処理を設定します。
平均約8 µmのめっき厚さにより、曲げ加工・転造溝加工・ねじ締結に対応します。部品形状と寸法公差に合わせ、めっき後の加工品質を管理します。
化学物質の分析結果と生産条件に基づいて、材料と工程を管理します。エネルギー・水使用量は同等の生産条件で比較します。
部品寸法、形状、生産量に応じてラック・バレル方式を選定し、生産条件を設定します。
生産工程
ラックめっきでは、部品に適した治具に固定して処理します。バレルめっきでは、小型部品を回転バレル内で処理します。部品形状と生産処理量に応じて工程を選定します。
ラックラインの動画を見る 部品の寸法・形状に合わせたラックに固定して処理します。
バレルラインの動画を見る 回転バレル内で小物部品を一括めっきします。
INNOZINC よくあるご質問
製品選定:
仕様・加工・サンプル依頼
代表的な最大SST仕様は、標準グレードのInnozincが720–1,000 hr、高耐食グレードのInnozinc-hが1,500–2,000 hrです。使用環境と製造・組立要件に応じてグレードを選定します。
Innozincはめっき後の溶接・曲げ加工・転造溝加工に対応します。溶接方法、曲げ半径、寸法公差をサンプル評価に反映し、加工部の後処理条件を設定します。
標準グレードのInnozincの平均めっき厚さは約8 µmです。実際の厚さは基材形状、前処理、工程条件によって異なります。
SSTは管理された塩水噴霧条件下で耐食性を測定する試験です。製品仕様には基材、前処理、膜厚、白さび・赤さびの合格基準を含めます。試験室での性能指標であり、使用年数とは異なります。
基材、寸法、数量、図面または写真、使用環境をお知らせください。めっき仕様、サンプル数量、費用、日程をご案内します。
次のステップ
カタログで技術情報をご確認いただくか、実際の部品をもとにご相談ください。